積み重ねと、教員との関係

早いもので、もう１０月となりました。

中学校では、今週あたりから「中間テスト」が実施されます。

 

子どもたちには、夏休み明けから、

「すぐに中間テストが来るから、塾の教科書で、予習しておいてね。」とは伝えてあります。

 

経験者の言ったことを実行する子と、言ってもやらない子では、その後の成績が・・・

おわかりですよね？

 

毎日の積み重ねが、その後、どんどん効果が広がって、やがて、その行動に見合った結果として、自分自身に返ってくるのです。

 

成功しない子の特徴を、一言で挙げるとすれば、

「あとでやれば、いいや。」

です。

「あとでやるよ。」　この発言をしているお子さんをお持ちの御父母様がいらっしゃいましたら、改革することをお勧めします。

 

 

さて、話は変わりますが、

私は小中学校を振り返ると、総じて、幸運と言いますか、良い先生方に担任をしてもらったなあ、と感じています。

 

一番の印象記憶は、小学校６年生のときに、クラスでよい成績をとったときに、

当時の担任の佐野先生に、みんなの前で、「伊藤は、コツコツやったから、この成績が得られたんだ。」と言ってくれたことです。

なにゆえの経緯で、みんなの前で発言されたかまでは覚えていませんが。

みんなの前で・・が嬉しいとかではなく、　「コツコツやったから」という言葉が一番うれしかったのです。

 

私は、ここで、積み重ねの重要性を悟りました。

そのおかげで、モチベーションが上がり、中学１年の中間テストでも、当時３２０人くらいのうち、学年１１位がとれまして、

ほぼそのまま３年間を過ごしました。　　これは、素晴らしい言葉がけをして下さった応援のおかげと思います。

 

なかには、私が一言発言した単なる普通のことが気に入らなかったのか、感情的になって、「後ろで立ってなさい！」なんて言った、女性教員もいましたが、今思えば、これもいいトレーニング。

人間は、気に入らない人を一時の自分の感情的に流されて処罰すべきではない、ということを教えてくれたからです。

 

すべてが経験となります。

人生、悩んだり迷ったりしたことも、無駄なことは何一つありません。

 

塾生にも、こうした話をして、勉学に励んでもらっています。

 

コツコツの勉学を積み重ねて、まずは中間テスト、最高の順位を目指してください！！

 

 

 

塾長　　伊藤