信なくんば　立たず

学習塾では、学力を上げることが目的ではありますが、

私の考えでは、そこにもう一つ、人間的完成を目指す、という概念があります。

 

つまり

①学力向上＆定着

②人間力向上　→　どこまでも上限はなし

です。

 

本日は、午前中から、社労士業務として、名古屋の顧問先企業に出向き、

退職した社員の団体交渉に同席をしました。

 

契約更新せず、退職して頂いた社員から、「継続して働きたかったのに、納得ができない」

という案件です。

金銭賠償を求める案件になっているのですが。

この案件を対応するのには、

民法の知識、労働契約法の知識、が最低限求められます。

つまり、中学校で言うと、国語と公民の学力となります。

 

次に、なにゆえ雇止めされたか、です。

経営者サイドからすると、

・勤務態度不良

・協調性なし

・素直さなし

という要素で判断しました。

 

つまり、中学校で言うと、集団行動における生活態度の悪さ、勉強をする姿勢の悪さ

となります。

 

あと一つ、大事なことがあります。

 

人間は、周囲から「信用」を得なければなりません。

但し、「信用」は、簡単には得られません。

継続して継続して、行動することによって、周囲からそのお墨付きが得られます。

一度や二度ではそれは、無理なのであります。

 

 

ですから、ここでは、「継続力」が求められます。

学習塾で、子どもたちの取り組み態度を見ていると

「この子、きっと、将来こうなるんだろうな・・」という推測が立ちます。

 

信用を得ること

これが人生で成功する秘訣です。

 

信なくんば　立たず　　という漢文があります。

 

一度、調べてみて下さい。

 

大変重要な内容、人生を有効にする内容を示唆しております。

 

 

塾長　伊藤