将来の人生のための礼儀作法

本日は、日曜日ですので、個別指導塾：Ｉｓｔ快誠塾はお休みですが、社労士事務所業務のほうは、個別労働紛争解決業務や、雇用調整助成金業務、保険給付業務のほうで、本日も淡々と執務しております。

 

昨日も、顧問先企業社長様から、「雇ったばかりの女性事務員のことなんだけど、うちと合わないんだよね。やめてもらいたい考えている。どんな手段でいけばいい？」と質問を受けました。

私は、労働法令の専門家ですので、まずは、労働基準法や労働契約法、それに就業規則などの基準に当てはめてズレていないか考えるのですが、それだけではなく、その人間の人間力や作法等も検討して、最適の解決策を当事者に示します。

 

聞くところによると、この女性事務員の方、

「社長、電話！」

先輩に対して

「これ、どこを押すの？」

などと、言葉遣いがアライ感じだったようです。

 

これつまり、礼儀作法ですね。

礼儀正しく、正しく、国語や数学を学んできた人なら、

「社長、ただ今お時間よろしいでしょうか？〇〇様から、△△の件で、お電話です。ただし、急ぎではないそうです。」

と、時間も、案件も、過不足なく伝達するでしょう。

→これ、５教科いうと、国語と数学の力が役にたっているのですよ！　プラス、修身という教科もですが。

 

 

礼儀作法というのは、重視している会社がたくさんあります。

私の担当先の法人でも、大手は、茶の先生を呼んで研修しているところがあります。

これは、「おもてなしの心」を職員に学ばせるためだ、と思います。

では、なぜ時間と費用を使って、学ばせるのでしょうか？

 

それは、人間というのは、自ら学ぶ人は、１割程度だからです。

コチラから率先垂範しないと、やらないからです。

そのうち、レベルが下がって、とんでもない問題やクレームを引き起こす人もいるからです。

（これが、労使トラブルの問題に発展していく・・・）

 

 

京セラの稲森和夫会長様の本を読ませて頂いたのですが、

人間には３種類いる、すなわち、

①自燃性の人　・・・　言わなくてもやる人

②可燃性の人　・・・　言ったらやる人

③不燃性の人　・・・　言ってもやらない人

とおっしゃっておられます。

実にわかりやすい表現です。

 

ですから、小学生の頃から、自ら学ぶ機会をたくさん設けておいてほしいのです。

放っておくことが望ましいケースは、①の子の場合だけです。

このことを、よくよく御父母様にお伝えしたいです。

 

将来、会社が求める人材は、・・・どのタイプか、おわかりになりますよね。

 

私は、ＩＳＴ快誠塾では、将来必要とされる人物を育成したいのです。

そうした熱い思いを持っております。

 

ですから、当然、礼儀作法も、厳しく対応いたします。

しつけさせて頂きます。

社会人に間に合うように。

 

学力向上も大事ですが、

同時に、

礼儀作法も整っていないと、会社や集団からうとわれる人生を歩むことになる、

ということを当塾で学ばせて頂きたいと思っています。

 

そして、私の視点からみて、この子は大丈夫！という子には、よければ、ですが、私の担当先の会社

（眼鏡を作っている会社、環境整備の会社、電子部品製作の会社、福祉医療系、飲食店、配送営業、などさまざま）

を紹介してあげたいとも思います。

 

鉄は熱いうちに打て、

は本当です。

かわいい子には旅をさせよ

も本当です。

 

将来を視野に、学力向上＆礼儀作法を　取り入れて頂ければと思います。