塾生のご先祖様の重みのあるお言葉
2022/06/18
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
本日は、塾を開設した初めの頃のお話をします。
中学生のお母さんから、
「うちの子を受け入れて頂けますか?」との問い合わせがありました。
このご家庭には、受験生の男の子がいて、
お母さん曰く、
「長男は、自分でどんどん勉強して、豊橋東高校に行きました。
ご飯を食べるのも、だいたい20分くらいです。
しかし、次男は、勉強をやりません。ご飯も1時間くらいかけて食べてます。」
こうした話から始まって、家で自主的にやらないから、塾に入れたい、ということになりました。
私が、霊視したところ、この次男さんは、素養はありました。
ただ、やる気パワーがないのです。
時は経て・・・
あるとき、市内の大手書店に本を買いに行きました。
すると、そこで、
「先生!」
と声をかけられました。
「A君のお母さんじゃあないですか。ここで働かれているのですか?」
「そうなんです。息子の学費を稼ぐためにも、頑張らないと。」
私は、胸が上がり、涙が出そうになりました。なんて息子思いなんだろうと。
さらに、時は経て・・・
高校入試が迫ってきました。
お母さんの希望は、公立高校へ行かせたい。
しかし、A君の得点が伸びない…
とある夜、私は夢を見ました。
着物を着た、男女の年老いたお二人が出てきました。高貴な雰囲気でした。
「ひょっとして、A君のご先祖様ですか!?
すみません・・・なかなかA君の指導がままならず、志望校には到達できないかもしれません・・・。」
私は、お詫びをしました。
すると、そのお二人のうちの男性(おじいさんおような姿に見えました) が、
ポツンと、
「本人が、やらなやきゃ、しょうがないですわ・・・。」
と、一言いって、(女の方は何も述べす)、振り向いて、消えていかれました。
私が霊視したところ、このご家庭は、奈良時代から続く、由緒あるご家庭のようです。
(このことは、直接お母さんには聞いてもいないし、お話もしてません。)
結論的には、A君は、お母さんの願った公立高校には行けず、私立高校に推薦で行くことなりました。
さて、卒業を迎え、塾でのお別れの時のことです。
私は、
「A君は、将来何かの職業に就きたいとかはあるの?」
と尋ねました。
職業柄、社労士をしているので、聞いてみました。
すると
「公務員を希望しています。」と。
私は、「は?」 「君、公務員?」
「はい、安定して楽そうだからです。」
私は、さすがに頭に来まして
「君のような意志薄弱な人間は、公務員は無理です!
公民で習っただろう。 公務員は、憲法上、<全体への奉仕者>だ。
自分のことよりも、国民の皆様のことをなによりも考えて行動する、奉仕の精神をもった人が向いている。
君のように、努力もしない、意志薄弱、楽そうだと考える、お母さんの苦労も顧みない人間は、決して向かない。やめろ。」
と言い放ちました。
ここで、歯向かってきて
「何を言うんですか! 僕だって、きちんと仕事に取り組みますよ!」
くらい言ってくれることを期待しての、厳しい攻撃だったのですが…
反応は
「はあ・・・・・」 でした。
ご先祖様の仰せの通りです。
「本人がやらなきゃ、しゃあない・・」
本当に、重みのある、お言葉でした。
いまでも、あのシーンは忘れません。
A君は、素養はありました。
私よりも、素養はありました。
もったいないですね。
ちなみに、私は、努力で人生を創成してきたタイプです。
努力は、素質よりも勝るのです。 量です。 量をこなすことです。
いいですか、学力は、自分がやる気を持って、努力を重ねないと、伸びませんよ。
素晴らしい人生を作りたい人は、自分で素晴らしい意思を持つことですよ。
塾長:伊藤
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