脳に良い習慣
2024/09/16
私は、NPO法人の活動(子育て支援・健全な子どもの育成活動)の一環として、
実務の合間や休みの日に、脳の研究(学習)をおこなっているのですが、
大学の先生が書いた実験書籍などを読むのが好きで、
本日は、そこから得た情報をお伝えさせて頂きます。
特に小学生をお持ちのお子様には効果てきめんだと感じます。
(もちろん、中学生でも、大人でも、お年寄りで認知症予防でも、効果は出ます。)
当塾では、特に、小学生には 「読書をしよう」と伝えているのですが、私は、国語がもっとも大切な教科になると考えています。
正確に、かつ、早く読み解く力が、その他の教科にも影響を及ぼしますのと、将来大人になった場合にも健康な脳でいられると感じています。
実は、
最も強く脳が活性化するのが「音読」です。
音読を行うと、脳の神経細胞が一斉に活性化し、脳の血流がどんどん高まって、大脳全体の70パーセント以上が活動を始めることがわかっています。
文字を読み始めると、まず、目にしたものを調べるための「視覚野」がある後頭葉が働き始めます。
次に、目を動かす指令を出す「前頭前野」が働いて文字を目でとらえ、
言葉の意味を理解しようと働く「ウェルニッケ野」が意味をつかもうとします。
そして、「脳全体の司令塔」である「前頭前野」が働き、読んだ文章を理解し、記憶し、思考するという活動が行われるのです。
次のグラフは、読書と平均偏差値を簡単にまとめたものです。
<読書時間> <偏差値>
・2時時間以上 53.6
・1~2時間 52.4
・30分~1時間 51.2
・10分~30分 50.9
・10分未満 49.8
・まったくしない 48.3
同じ勉強時間でも、読書を1日10分から30分するだけで、偏差値は「3」上がる。
ここから言えることは、子供には毎日30分程度の読書週間をつけることが望ましい。
すると、2時間の学習に匹敵する成績アップが期待できるというものです。
ちなみに、「漫画でもいいのでしょうか?」という質問を受けることがありますが、
私は、「何も読まないより、まし」と答えています。
ただ、やはり一番なのは、教科書を中心とした、縦書きの文字が書かれた書籍です。
さて、反対に・・・
次回は、スマホがいかに脳に悪い影響を及ぼすかを執筆したいと思います。
恐ろしいのが「スマホを長時間使うと、学校で勉強したことが頭の中から消えてしまう」
という事実です。
塾長 伊藤
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