子ども本人の主体性を軸に

ご無沙汰のブログ（日記）更新となってしまいました。

私自身も１１月に人事系の国家試験を受験するため、通常業務をこなしながらの、受験生であります。

 

今年も気が付けば、もう残り50日となりました。

いまは、中学生の期末テスト期間の真っ最中です。

当塾は、他の塾とは異なり、ＮＰＯ法人で運営していることもあり、今週水曜日と土曜日を無料で個別指導（なかんづく、定期テスト対策）を行っています。

なかなか、無料で行う塾はないので、親御様から好評を頂いております。

 

運営していて思うのは、これです。

 

・学力は、本人の熱意次第である

 

シンプルです。

 

ＮＰＯ法人には、子育ての相談でお見えになりますが、圧倒的に多いのは、「学力に関して」「進路に関して」です。

 

「全然勉強していないので、言ってやってほしい。」が多いでしょうか。

 

私が感じることは、「工夫」の仕方を知らない子が多いということです。

言い方が失礼ですが、「適当にやっている」「優先順位がわかっていない」という子が多いです。

 

例えば、

・重要なところでないところに時間を割いている

・重要なところは、色ペンで仕分けるなどの工夫がなされていない

・結果、得点が伸びない　（ムダが多いから）

といった感じです。

 

段取りをきちんと踏んで、いくことが肝要です。

学校の授業を聞いて、一発で理解！なんて、できるわけがありません。

私だって、中学のときは、何度も家で復習しました。

おそらく一発で理解できる人は、全体の５％くらいではないでしょうか。

なので、当たり前のことをするだけです。

 

そこで、忍耐力があるか、すぐにあきらめるかの、「熱意」のありなし、

が影響します。

 

そこを、家でうまくできれば、塾なんて通う必要は、私はないと思っています。

上手くコントロールできなければ、経験豊富な（成功も失敗もしている私のような）者に

指導を仰ぐ意味があります。

 

「急に家で勉強し始めました。何を話したんですか？」　とお母さまから尋ねられることがあります。

 

私は一貫して「勉強しなさい。」とは言ってません。「質問をしただけです。」と答えています。

 

人というのは、命令されるのは大嫌いです。

そうではなくて、自分で考えて、自分で決めたことは行う生き物です。

だから、そのように仕向けるのです。　それが質問です。

 

自主自立！　これが当塾のコンセプトです。

 

 

塾長　　伊藤